【レザークラフト】型紙からサンプル作製を始める
前回の記事でA4コピー用紙から形を決めた。
初めはポーチにトライしてみる。
今回はコピー用紙から布を使ってサンプル作製までをご紹介しよう。
手順は以下の通り。
- コピー用の型紙を布にトレース
- 布をカット
- 仮縫い
- サンプルの確認
と極めてシンプルだか、このサンプルでほぼ全てが決まってしまうのでしっかり確認したいところだ。
また、仮にサンプルが完成しても革で作成する手順や縫い代など後々、しっかりと考慮せねばならない。
「地味に大変。でも重要」
型紙から布にトレース
今回は帆布を使用。
厚手なので革以外のマテリアルとして帆布で商品展開もしたいと思っている。
黒にしてしまったのが残念だ。
写真にすると見にくいですね、申し訳ない。
トレースし終わって薄っすらとラインが見えるかと…
白のチャコペン必須だな、すみません。
サンプル作製、布で仮縫い
切り終わった帆布を手縫い(めんどいので並縫い)していきます。
元のコピー用紙型紙を見ながら縫ったり折ったり。
こんな感じ。
実際はこれをひっくり返して使います。
なんかイメージとちゃうぞ。
でもこんな感じにちゃんと「袋」になってる。
悪くないぞ、きっと。
一旦、元に戻し折り目をつけます。
ここはマチになる部分なのでしっかり折り目をつけてクセづけます。(アイロン使えや)
その後は「底」部分を作るので、縫い代を確保するために半分近くまで糸を抜いて「底のマチ」を作ります。
縫ってみると
ぽい!
なんか裁縫ぽい!
これ、布と並縫いなので簡単ですが、常に「革ではどう縫うか」をイメージして作業しないと後で痛い目みるやつです。
とりあえず仮縫いは終わり。
次はひっくり返して実際にサイズ感やデザインを確認していきます。
仮縫い完成・確認
仮縫いした生地をひっくり返すと、しっかりマチができています。
このように簡単にマチを作って内容量を増やすことができます。
反対側も小さくマチを作っています。
角をしっかりクセ付けておくのも1つの手かも。
もしくは背面側に芯材を入れると更に丈夫さと形がしっかりするでしょう。
横からみるとこのような状態。
少し小さいかなと思いましたが、マチが付いているので結構入れれます。
車のカギなど小物をぶち込んでおくにはちょうど良さそうです。
これで仮縫いと確認は終わりました。
次回はこれを元に型紙を作り、実際に革で製作したいと思います。